私塾のすすめ
私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書) | |
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今読むと首をかしげる部分が結構あるのがおもろい。
- 私淑: 直接会ったことが無くても師として仰ぎ学ぶこと(この本での定義)
- 志向性の近い人を「たまたま近くにいた人」ではなくwebから広く探せる。
- 学問...完全にレールが敷かれていて、たいへんな勉強をした挙げ句ようやく世界レベルになる
- それなりにまともな環境であれば3年は続けてみるべき。20代は未熟、組織に属したら組織から得るものの方が多い。30代は3社移ってもいい
- "今の人"は自己評価はそれなりに高いが、他者からの評価の受け止め方、身のさらしかたが弱い。他者からの評価と自己評価をすりあわせるのに慣れてない
- たいていのことはだれかが既にやってる。志向性に会う場所を探さなきゃならんのだけど、ちょっとやってダメだからとjob hoppingしていくと結局何も見つからずに終わる
- 中途半端でなくギリギリまでやると、自分という人間ができることの有限性につきあたる。
- 何かをつきつめてやったことのない人だと「たぶんやればできる」と甘く見てしまう
発展途上の思考をブログで出し、膨大なフィードバっクを受けて、自分の思考を練っていく。「こういう表現をすると誤解をまねくんだ」というようなことを学ぶ。それを頭の中にインプットして、最後に本の形にする。
(p.94)
- フィードバっクが膨大じゃない人にとってその面でメリットが弱かったりする
ある一定量をこなさないと質的変化が起こらないということを信じて、量をこなすというこということを、まず最初の課題にしていく
(p.134)