ビジネスマンのための「数字力」養成講座/小宮 一慶(2008)

書き込み、保有。新聞、ニュースの見方の指針。
目次。

  • はじめに
  1. 「数字力」で世の中の見え方が変わる!
    1. 次の数字を知っていますか?
    2. まずは、「関心」!
    3. 自分の会社の売り上げを知っていますか?
    4. 数字の定義と意味するものを把握する
    5. 数字と数字の関連を知る
    6. 基本的な数字の実数を知る
    7. 推論してみよう!
    8. 数字の関連付けを使って推論する
    9. これが「数字把握力」!
    10. 数字を上げることに対する責任
    11. 「数字力」で「責任感」を養う!
  2. 数字の見方七つの基本
    1. 全体の数字をつかむ
    2. 大きな数字を間違わない
    3. ビッグフィギュアを見る
    4. 大切な小さな数字にはこだわる
    5. 定義を正確に知る
    6. 時系列で見る
    7. 他と比較する
  3. 数字力を阻害する六つの罠
    1. 主観の罠
      1. 同期との基本給の差の100円と缶ジュースの100円
      2. 1億円のロレックスと200万円のロレックス
      3. 100円なら買うけど30円なら買わない?
      4. 数字に対する感性を磨く
    2. 見え方の罠
    3. 常識の罠
      1. 病院の満足度に一番影響のある項目は、待ち時間?
      2. 常識を疑う!
    4. 統計の罠
      1. 平均値は見誤る
      2. 将来値は悲観的に出る
    5. 名前の罠
      1. 「現金給与総額」は日本中の給与の総額ではない?
      2. 製造原価は、経費ではなくて、資産?
    6. 思い込みの罠
      1. 新大阪駅のホームは一番線から始まっていない!
      2. 新聞の「版」、1版はどこにある?
  4. 数字力が高まる五つの習慣*1
    1. 主な数字を覚える
      1. またまたテストです。次の数字を知っていますか?
      2. 主な数字を知っていると世界の見え方が変わってくる!
      3. 基準となる数字を知れば、自分たちのパフォーマンスが分かる
      4. 数字を覚えるには、決まった日にチェックする
    2. 定点観測をする
      1. 定点観測で世の中のトレンドが分かる
      2. 自社の数字を定点観測する
      3. 定点観測によって自分なりの「基準」が生まれる
    3. 部分から全体を推測する
      1. 一部の企業の業績から全体を推測する
      2. 数字の定点観測から、景気の行き先を予測する
      3. 仮説を立てて一部の数字から全体を推測する
      4. 数字を加工する
      5. 数字を予測する
    4. 数字を関連付けながら読む
      1. 新聞のマクロの数字を関連付けながら、世の中を読む
      2. 会計の数字でも関連付けがわかるとおもしろい 
    5. 常に数字で考える
  • 付録
    • これだけ知っておけば、世界が見える!会社が見える!
    • 最強ビジネスマン必須マクロとミクロの数字
    • 演習やリストの主な数字(解等)
  • あとがき

*1:各習慣の最後に具体的訓練法あり