無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法/勝間和代(2007)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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必要なのは勉強を続かせる仕組み作り、意識作り。自然に勉強に追い込む
人間の心は本来、目の前の物事を優先させる習性がある
勉強するほど幸せになるという成功体験を作る
- > すきま時間の勉強が習慣になる
勉強のコツ5つ
- 基礎を最初に徹底的に学ぶ
- 先達から勉強の仕方をしっかり聞く
- 学ぶ対象の基本思想を理解する
- そもそもその分野は何のために存在するのか
- 学んだことを自分の言葉でアウトプットしてみる
- 勉強をわくわく楽しむ
勉強が続く仕組み
- 最初は強制的に自分を追い込む
- まめに進捗状況をチェック
- まめに成果をアウトプット
会社の強制力を利用する手も
「意志の力で何とかなる」という楽観は間違い
ある程度の投資をして追い込む
-
- ただし通信教育は意志の力が必要になってしまう
- 通学が吉。
勉強をRPGと考える。自分の成長が見える仕組みを作ればいい。
例えば試験の点数、上司の評価など
会社は学校ではない。
研修費用・研修休暇をもらって勉強したらアウトプットを返す
読書
フォトリーディング (Photo Reading Mind System)
ラーニングソリューション社で11万くらい
本の概念を大きく掴み、その本の中で必要な情報を素早く見つけ出す技術
乱読の条件: 速読、あるいは速読に準ずる速さで読むスキル
# 通常人は400-600字/分。今は2500くらいか…
- 質の良い情報の乱読
- 頭の中に問題意識。「XXの情報を探している」
本の選び方
- 目利きのリアル知人
- ネット信頼できる人の書評
- 書店を歩きながら気になった本を手に取る
雑誌とくに一般誌は減らす。新しさでは新聞に負け深さでは専門誌や本に負ける
本は興味があるものを乱読
新聞は時事知識を得るために流し読み
雑誌は専門誌から先端情報もらう
ネットはブログやSNSを使って人から学ぶ
英語
一日一時間、3ヶ月から半年聞き続ける
ヒアリングの目標は1000時間。仕事の場でのWritingも含め、量をかせげ。
ネイティブの英語を一週間聞き続けると発音が良くなった
でも、発音だけ異様に綺麗だとボキャブラリの格差があらわになってそれもよくない
英会話学校は中規模校。フェニックス、ベルリッツ
英語の勉強体験。15年くらい前コンピュータを個人輸入。
自分の関心のあるところで実践していけばいい
# おもろい論文をよみまくるとかか
会計
簿記は、まず家計簿を簿記式で付けてみよう。クレジットカード買掛金とか、10万以上固定資産で減価償却とか。3年間使うパソコンなら年度末に1/3を費用計上。
自分の年間の売上高と売上原価がわかる。自分の付加価値がわかる
会計は英語やITに比べ注目度が低いので効果が高いかも?
経済
お金に直結する勉強
みんな日経を読む理由。みんな読んでいるから。もちろん自分もよまなあかん。
ただしメディアの裏を読む
気になる記事はオリジナルをあたる
数字から自分の業界の規模や経済を掴んでおく
# これ重要。バイオやれ
数字はネット上に「白書」としてあるし、政府刊行物センターに行けばいろいろ統計資料
経済おすすめ本
# ヤバいはいろんなとこで評価されてる。読もう
資産運用
日本人は教えてもらわない
債券。定期預金よりはいい。10年国債で1.8%くらい
1-3年間無収入で暮らせるだけ溜めておくと余裕が出来る
一般株は配当ねらい。ネットやバイオではなく、配当利回りだけで2%あるような株
コツ(1)
会計士試験勉強を初めて1年強で合格。
- > 要因は、最初半年簿記だけ徹底的にやったこと
なぜいまその勉強をしているか、将来ビジョンと繋げておく
コツ(2)
先輩に勉強の「やりかた」を聞く。内容ではない
会計士の時も、大学時代に現役合格した人を紹介してもらった
コツ(4)
インプットとアウトプットは50%ずつ。3時間学んだら3時間アウトプット
半々にしようと思ってもやっと7:3くらいだろう、と
「なんでもアウトプット」の勢い
試験の簡単な合格法: ひたすら過去問。
- > これはアウトプットありきの選択的インプットだから効果的
独学の場合はアウトプットを起点にするのがいい
# 遅延評価学習法
投資
月収の5-10%を目安に投資。
勉強の仕組みを作ること、その仕組みを使って基礎力を養いながらアウトプットにつなげること、これらを両輪でやっていくうち、仕事の成果が上がり、年収が上がって、幸せになっていきます(p.117)<<
勉強対象は「明日から仕事に使えること」
常に問題意識を持って仕事してれば勉強テーマは自然に出てくる
他人から学ぶより、自分から先んじて何を学んでいくべきか
英語、会計、ITは年収を上げる3大スキル
基礎知識、基礎能力がその後の勉強効率を左右
汎用スキル
ロジカルシンキング、アクティブリスニング学びたいものがみつかったら、どうやったら学べるか逆算して方法を考える
資格はどうせなら最上級までとれ
自分がどれだけ情報を持ってるかより、どれだけの情報にアクセスできる権利を持ってるか
勉強したいと思うならいろいろな人に会っていろいろ要求される場に身を置いてみる
転職には資格が効く。能力を客観的に測る。
転職は大企業から中小・ベンチャーへ。
大企業はスキルを得られるが活用する場が少ない卒業大学のブランド力はIT力で代替できる時代
コンピュータに出来ないこととは、
複数の分野にまたがる知識から判断する意志決定と、リーダーシップ
自分が得意で、世間にできる人が少ないためある程度の収入があり、かつ自分が楽しめる仕事を目指す
明日からやること。
- ノーパソ買おう
- 日経取ろう # ちょうど最近解約した。学生にはいらないかも
- 勉強の予定を立てよう