勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド/勝間和代(2008)

著者について

証券会社→2007: 独立し5冊の本。

  • インディとは
    • 精神的にも経済的にも周りに依存しない自立した生き方
      1. 年収600万以上
      2. 自慢できるパートナーがいる
      3. 年を取るほどすてきになっていく
    • なるために
      1. 愚痴を言わない
      2. 笑う、笑う、笑う
      3. 姿勢を整える
      4. 手帳を持ち歩く
      5. 本やCDを持ち歩く
      6. ブログを開く
  • いい男
    • 年収1000万以上
    • インディの価値を認められる
    • インディと一緒に年齢と共に成長していく
  • ウェンディになる理由
    1. インディになる方法を教えてもらえない
    2. 身の回りに目標がいない
    3. 甘やかされてきた
  • じょうぶな心
    1. 自分の思いで環境を作る
    2. 周りと調和する
    3. 全てをゼロイチで考えない
    4. がんばりすぎない
  • 学び続ける
    1. 仕事の場
      • メンター・コミュニティーラーニング
      • まずは今居る環境の中で学んでいく
    2. 英語・読書・ながら学習
    3. ちょっとだけ人より優れた力
    4. お金をコントロールする力
      • レシート張るだけ家計簿

フレーズ

自分が付き合っている男がいい男かどうかを知る良い手段があります。その相手のことを友人にのろけられるか、ということです。


これまで活躍してきた女性と言えば、家庭の仕事を最小限に抑えてばりばりと男のように働くか、あるいは、割り切って、女性であるということを全面的にウリにして活躍するか、その二種類の生き方しかなかった。

もう一つの甘えは、自己責任を取らない甘え、つまり、自分に降りかかるリスクや決断をなるべく避けようとするものです。
男性と女性の大きな違いは、普通の男性はこのような甘えが20代前半までしか許されないのに対し、女性は、下手をすると死ぬまで許されてしまうということにあります。


成功体験から学んだことよりも、失敗体験から学んだことの方が、より応用範囲が広い、ということがあるようです。
なぜなら、成功体験というのはその時に成功した理由が自分が考えていることとは全然違うところにあり、同じ方法をとっても成功するとは限らないのに対し、失敗体験の場合はより再現性があり、同じ事を繰り返さないように、より慎重に気を配ることが出来るようになるからです。


よいことがあっても必要以上に舞い上がらず、かといって悪いことがあっても、必要以上に落ち込まない、全てをゼロイチで考えない、しなやかな弾力性をインディな女性の丈夫な心の第三の特性としてあげておきます。


本当にがんばらなければいけないのは、なぜこんなにがんばらないといけないのか、という現実を見つめて、その原因を把握すること


がんばりすぎない。ただし、必要なときにはちゃんと目標を決めてしっかりと頑張る。がんばることを「私がこんなにがんばっているのにうまくいかないのは、周りの環境が悪いからだ」という言い訳に使わない。


メンターを見つけるにあたり、あなた自身にやる気があって、かつ、相手が時間を使っていいと思わせるだけの魅力がなければならない。


実務的な話を教えてくれるトレーニングをその先輩に頼み、上司に掛け合って予算と日程を手に入れ、新人に対し、クラス形式で丸一日講義を行ってもらいました。これがコミュニティ・ラーニング。


勝間氏の英語学習法

  • NHKラジオ「ビジネス英会話」を毎日聞く
  • アルクTOEICテストマラソン」をこつこつ通勤時間に
  • 英会話学校、週に2-4回
  • 好きな本や曲の英語テープを聴き続ける


速く英語上達したいひとは

  • 海外のAudiobookをたくさんきく
  • ネイティブの友人を作る


本の選択眼。
ふだん習慣的に本を読んでいると、その中で、一定確率でいい本に当たるので、なるべく継続的に数をこなした方がいい、というのが正直なところです。


勉強というと構えてしまいますが、ちょっと気になることにアンテナを立てておいて、あとはそれを、目とか、耳とか、そういうものから少しずつ吸収していく。そして、必要なときにはそれを思い出せるようにしておく、そのような感覚での学習をお薦めします。

わらしべ長者理論
…ヒトよりちょっとだけ優れた能力。仕事を任せよう、とおもうきっかけになるモノを持つ


私はポケットに入る小さな手帳と、少し大きめのシステム手帳を併用していまして、何か気づいたことについては小さな手帳に、目標やスケジュール管理についてはシステム手帳に、と使い分けています。


知識

メラビアンの法則
55%が視覚、38%が聴覚、7%が言語。