一冊の手帳で夢は必ずかなう/熊谷正寿(2004)

一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法

一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法

手帳の使い方で人生が決まる - 夢を実現するための手帳哲学

    • 夢を手帳に書いて、持ち歩き、頻繁に見返す

夢がなければ夢をかなえることはできない - 夢・人生ピラミッドと未来年表を作ろう

    • 夢を見つけ、現状との差を把握する

三つの手帳で、夢を現実にする - 夢手帳 行動手帳 思考手帳

    • 夢手帳
      1. やりたいことリスト
      2. 夢・人生ピラミッド
      3. 未来年表
      4. 今年の重点目標
      5. 進捗確認グラフ
      6. DWMY・ToDoリスト
    • 行動手帳
      1. ToDoリスト
      2. 戒め・名言・行動基準メモ
      3. 長中期スケジュール
      4. 短期スケジュール
      5. DWMYチェックリスト
    • 思考手帳
      1. MTG…誰と何を?を名前順に
      2. 項目別ファイル…メモ分類
      3. 思考チェックリスト
      4. その他

私の仕事術&勉強術 - 「できる」人になるための十の秘訣

    • 〆切設定、目標数値化、ポイント集中

私の情報収集&情報整理術 - 三種の神器で情報の達人になる

    • 「夢」「赤ペン」「比較」
      • 「手帳」「パソコン」「A4ファイル」

私の時間創造術 - 時を味方にすれば、仕事も人生もうまくいく

    • ながら、時間に投資、整理

私の経営&マネジメントの極意 - 人と会社を成長させる十六のポイント

    • ビジョンありき。勝ちぐせを付ける

フレーズ

p.20

パソコンだと、せっかく書いても、読み返す機会を失われた情報ばかりが溜まっていき、結局は打ちっ放しになる可能性が高いのです。
つまり、パソコンのメモリーに何かを記憶させても、それを覚えているのはあくまで電脳だけで、自分の頭からは、記憶させたことも忘れてしまうおそれがあるのです。

  • 検索性というメリット
  • 忘れることで次の発想のスペース
p.26

手帳は接触頻度に応じてその力を発揮するからです。
そして落ち着いたのが、バインダー式でバイブルサイズのファイロファクス社製システム手帳です。

p.36

次に、「やりたいことリスト」でリストアップした夢を、「夢・人生ピラミッド」の各セクションに振り分けます。

  1. 健康
  2. 教養・知識
  3. 心・精神
  4. 社会・仕事
  5. プライベート・家庭
  6. 経済・モノ・お金
p.60

実現する夢や未来には、次の条件を備えている必要があるのです。

  1. 紙に書く
  2. 強く信じる
  3. モチベーションを維持し続ける
  4. こつこつ努力を重ねる
p.63

夢は「〜したい」と書くだけでは効果半減です。よりビジュアル化するか、細分化して、あたかも手で触れられるようなカタチにした方が、夢はかないやすいのです。

p.64

自分の夢にひっかかるさまざまな情報を手帳にスクラップすることを習慣化。(...中略...)
「これが夢なんだよな」と感じた素直な欲望のままに、自分の夢を具現化する情報を集めて良いのです。

p.65

「やりたいことリスト」を書き、何度も読み返すうちに、労せずして情報感度は鋭敏になります。

p.69

「行動手帳」の中核をなすのが「中長期スケジュール」と「短期スケジュール」です。(...中略...)「今年の重点目標」と「DWMY・ToDoリスト」を元に、その月、その日に何をするべきかを、それぞれのスケジュールに転記するのです。

p.72

「戒め・名言・行動基準メモ」(...中略...)誰かにお会いしたとき、あるいは本や新聞、雑誌を読んで、ぴんと来た言葉や情報を集めた手帳です。(...中略...)
ある程度、項目別に整理し、並べ替えることをオススメします。

p.79

項目別ファイルのそれぞれに「思考チェックリスト」というものを用意しているのです。(...中略...)それぞれの項目のポイントや注意点、流れなどを一覧できるようにしたもので、これがあればロジカルに、スムーズに頭を回転させることが出来ます。

p.88

「なるほど、私はこういうビジネスモデルに興味があったのか」
手帳を通して夢が潜在意識化されていると、こういうことがよく起こります。夢に必要な情報を、記事を切り抜く手が本能的に察知するとでも言いましょうか。

p.106

「ポイントは何だ?」
を口癖にして「ポイント集中」を習慣化すると、仕事に、ひいては人生にプラスになる「いい自動思考」が生まれます。

p.132

よくコミュニケーションを取る人物、私の人生にとって重要な人物については、思考手帳の中に「項目別ファイル」として人ごとに手帳のページを立てています。

p.149

A4ファイルにとじるときも、それぞれの項目にインデックスを付けて、クロスリファレンス、つまり時系列でも、案件からでもひける状態にしておく必要があります。

p.172

やっかいなのは、メールを打っていると、それだけで仕事をしている気分になれることです。また、メールを送った時点で仕事をやり終えた気になるのもまずいと思います。実際は、そのメールを相手が読んでいない場合もあれば、こちらの意図が的確に伝わらずに物事が進展しないこともあるのですから。

p.176

ちなみに私は、睡眠だけはしっかりとるようにしています。会社を上場させる前は、三時間程度プラス昼寝だけでしたが、今では必ず六時間以上は睡眠をとるようにしています。

p.218

人生におけるあらゆる夢に同時並行で取り組む姿勢を持ち、一つ一つの夢について達成プロセスのプランを立てることが重要なのです。


イメージ

p.37 夢・人生ピラミッド