「型にはまった文章」を書くことになれる

「型にはまった文章」を書くことになれる

ここで言う型にはまった文というのは、最初に問題定義をし、次の段落ではその問題提起に対する自分の意見を述べる。問題定義がWhatの型であれば、その答えを書くし、YES, NOを問う文章であれば、その立場をはっきりさせる。その次の段落では、第二段で述べた意見の補強説明を行う。自分の知識や参考文献からの引用はここに乗せる。最後に、それまでに述べたことをまとめて、明快で簡潔な結論を述べるという形式の文章である。次数にすれば800字くらいを目安にすると良いが、慣れるまでは次数にこだわる必要はない。

大人のための勉強法/和田 秀樹