クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング/コグレマサト, いしたにまさき(2007)
マスメディアに負けない集客力を持つ個人ブログ。
じわじわアクセス増加。最新エントリだけではなく、蓄積にも検索からたどり着く人が多い。だからコツコツ書き溜める、ずっと続けることが最大のポイント。2年がターニングポイント。1年目は模索。
ブログがクチコミに向いている理由
- 価格コムやAmazon, SNSのクチコミは検索エンジンにひっかからない。
- ブログはテンプレートにそってきれいな形で記事が精製されるので超拾われる
- 読み続けることで親しみを感じる -> クチコミに有利!
- RSS
- トラックバック
- クチコミの影響を受けた人がエントリを書き、さらにクチコミが広まる。二次、三次感染が可能
実例
- ハルヒのアニメの成功
- カントリーコネクション
- SKYLINEブログ (ブロガー向け新車発表会)
- 時かけ (ブロガー向け試写会)
企業ブログ成功の7か条
- 担当者が自分の言葉で語る
- 頻繁に更新する
- コメントやトラバをうけつける
- ブログを通じて会話する
- 質の高い製品やサービスを扱う
- 質が低いとクチコミは起こらない。ブロガーも自分の信頼を担保にしている
- ストーリーを提供
- ネタを提供
- ↑二つにより、ブログで取り上げやすくなる。
ブログに向いた商品とは「試さないとわからない、説明されないとわからない、スペックだけではわからない、こだわりが強い」もの
炎上の条件
うそをつく、誤らない、対応が遅い、広告であることを隠す、ブロガーを見下す
従来のメディアでは対象を企業が決めるのに対し、ブログでは読者のほうに選択権がある。自社でメディアを持ち、メディア化した個人ブログと結びつくこと。
クチコミの効果が高いブログ
- アクセスが多い、SEO高い、コンテンツ多い
どう測るか?
- (たまに)Google Analytics, Alexa, サーチエンジンオーレ, ぐーまに, キーワードアドバイスツール, BlogWatcher
- (毎日)MyBloglog, Googleブログ検索結果をRSS登録
表とかにまとめて定期的にチェック。