読んでいない本について堂々と語る方法
結構いいこと書いてる。
読んでいない本について堂々と語る方法 | |
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読書の規範
- 1. 読書義務。読書は神聖なものであるとする。
- 2. 通読義務。すべて読まなければ読書ではない。
- 3. 読んでいない本について語ることは出来ない。
メモ
- 読んでいないことに対する"やましさ"を解消することを目的とする。
- 本の内容は知らずともその本の「位置関係」は分かる。
- 読書は時間の中で推移する。すなわち読書を始めた瞬間から忘却が始まる。
- 記憶は個人の記憶によって歪められる。
- 書物について語るときに自分がどの位置に居るのかを知ること -- 読んだことの無い書物を考察するにあたり重要
- 他者は「知っている」と考える習慣を止めるべき。