大前研一の新しい資本主義の論点


大前研一の新しい資本主義の論点
大前研一の新しい資本主義の論点大前 研一 DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部

おすすめ平均
starsこれからの世界を生きるために
stars一見難しそうだが、明確な意見と今後の予測がはっきりしていて理解できる。
stars次のアンソロジーも期待
stars新しい資本主義について考える!
stars世界中のエコノミストの中身の濃い論文集

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


  • 大前さんが注目している地域
    • ブラジル、コロンビア、チリ、ウクライナ(ここは人口層が若い)、インドネシア
    • 人口5000万人以上、平均年齢20代後半、国民の教育レベルがそこそこ高く、先進国に知識労働者を「輸出」していること。
  • プリンシパル・エージェント問題...経営者の利害は株主のそれと一致しない。
  • 金融商品の場合、貸し手と借り手が交渉することはない。条件について消費者に発言権はない。飲むか飲まないか。
  • 非公開企業が公開企業を買収するリバースM&A。2007にはインドがやらかしたが、次はブラジル・ロシア・中国だろう。!
  • グローカリゼーション(優れた製品を自国で開発、全世界に発信し、地域に合わせて一部改良)は結構古くからやられてた話。
LGT (local groth team)
  1. 1. 成長が見込める地域に権限を移転する
    • //権限か。投資するのではなく任せてしまう
  2. 2. ゼロから新製品を開発する
  3. 3. 新会社と同じくゼロからLGTを立ち上げる
  4. 4. 独自の目的・目標・評価基準を設定する
  5. 5. 経営陣はLGTを直属に置く。
  • アメリカは1つの国でも50の州でもなく、十数カ所のメガ地域の集まり。
  • アフリカ、ウガンダタンザニア・ナイジェリアは2009年の予想経済成長率は9%を越える
    • //このへんの国も良い。

さて、思考プロセスをアウトソーシングする準備は整っているだろうか。その答えは、経験的に分析ツールをどれくらい信用しているかどうかによる。なぜなら、オフショア・サービス・プロバイダーが下す意志決定は、分析に基づくものだからである。<<