デッドライン仕事術

デッドライン仕事術 (祥伝社新書)
デッドライン仕事術 (祥伝社新書)吉越 浩一郎

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starsトップマネジメントのための仕事術
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改革、制度の成果のみを評価軸として、それを「正しかった」こと、としている。
他の外部要因はなかったのか、より適した方法はなかったのか、上に押しつけられた制度を遵守した社員はどう思っていたのかというあたりの情報が欲しい。

  • 会社は従業員に給料を支払うために存在しているわけではない。会社の目的は利益を上げること
  • 毎日の早朝会議で各自の仕事にデッドライン(基本翌日)をつけて翌日にチェックする。
  • 総論としていいことは明らかなんだから全社的にやれ!と引っ張ることで各論反対をねじ伏せることも時には必要
    • #うへぁ。ワンマン。
  • ワンマン経営者は与えられた状況に対して即座に判断を下すことができるから変化の激しい時代に強い、とな
  • メールは5分で返せ。判断できないという判断を速く下す。
    • 時間がたてばたつほど面倒臭くなる。その間にどんどん「無能」認識が増加してゆく
  • 睡眠時間を削って働くことが美徳とされている
    • 講演で「8時間眠っている人は?」と聞いたら1人だった
      • #で、その一人は仕事ができるのどうなの。寝るだけなら誰でもできる。
  • 無駄な仕事はネグる(無視する)
    • ネグると手を抜く、は違う。情報を集めるだけ集める。その後不要なものを無視する、というステップを踏む

昔の日本は実直にがんばってさえいれば幸福になれたが、これから求められる「頑張り」はそれとはやや質が違う。身につけるべきは、もっとしたたかな「勤勉さ」だ。単に、命じられたことを素直にコツコツとこなしているだけの勤勉さでは、いまや「よく頑張っている」と褒めてもらうことさえできない。
(p.42)