就活の法則 適職探しと会社選びの10ヵ条

就活の法則 適職探しと会社選びの10ヵ条 (講談社BIZ)

就活の法則 適職探しと会社選びの10ヵ条 (講談社BIZ)

1 「タテ軸指向」から脱却する
2 「相対エリート」のポジションを狙う
3 現在の企業人気ランキングは逆に読む
4 「ランキングよりも業種」「業種よりも職種」で選ぶ
5 HPもOBも本当のことは語らない
6 受けるのは5社で十分
7 「当たり前のこと」は言わない
8 人の評価は、10人中8人は同じである
9 「入社後の就活」はハードワーキングである
10 入社後5年間は転職しない

就活において狙うべき企業は、「自分の実力で入れる可能性のある中で、なるべくレベルの高い企業」ではなく、「自分が上位者のポジション=相対エリ−トとして入れる企業」なのである。
(p.40)

  • 上位3割に入ることを目指す、らしい
  • 言われてみれば高校選びはこの視点で行い、成功した

はっきり言って、企業は「文系大学院卒=エリ−ト」とはまったく思っていない。逆に「文系大学院卒=就活敗残者」と認識しているくらいだ。
(p.61)

  • ロンダの文脈にて。
  • 小細工の類になってしまうわけですね

就活学生のなかでも「わかっている学生」や「上位数パ−セントのエリ−ト層に含まれる学生」は、まず、就職戦線の序列における自分のポジションをはっきりと認識している。そして、就職人気企業ランキングの高低に基づく社難易度を十分に考えながら、現実的な範囲でタ−ゲット企業を絞り込んでくる。彼らは自己分析と情報収集に時間を割き、エントリ−シ−トの作成にもしっかりと時間と労力をかけているため、例えば3社受けたら3社とも受かることが多い。
(p.104)

  • シュ−カツエリ−トは自分の身の程を知っている。

面接を、単に「面接の会場に足を踏み入れて面接官の目前に座って話すだけの安易な場慣れ」と見くびってしまうと、箸にも棒にもかからない形で落とされるだけである。箸にも棒にもかからないような不合格の経験は、場慣れにはならない。自信喪失の材料か、せいぜい"落ち癖"がつくくらいの結果しか生まない。
(p.106)

  • 逆に、しっかり準備していけば「良い場慣れ」になりうる。
    • 企業を分散するのに限界があるから、時間を分散させ、夏のインターン選考で場慣れをする、というのはアリに思える

学生が面接で目的とすべきは、自分が他の学生よりも有能で魅力的であり、かつポテンシャルの高い人材であるとアピールすることだ。したがって、面接官の印象に残らない他人と同じありきたりの体験談を披露しても、あまり意味がない。そればかりか、その程度のエピソードを得意気に話す凡庸な学生とみなされ、結局は「その他大勢の学生の一人」に分類されてしまうリスクすらある。
(P.113)

  • この点、ありきたりの経験がほとんどない(リア貧)ため心配は要らないのだが、伝え方を工夫する必要がある。どちらにしろ。

自分の人材イメージをしっかり磨き上げておけば、個別のエピソードや受ける会社によって、語る内容をコロコロ変える必要などまったくなくなる。面接では、あくまでも本来の自分に立脚して、磨き上げた自己イメージをブレることなくアピールできれば、それが迫力と存在感を自ずと醸し出してくれるのである。
(p.124)

  • 醸すぞー

合格者のイメージ1 明るく、謙虚で、落ち着いていること
合格者のイメージ2 野心があり、負けず嫌いなこと
合格者のイメージ3 賢い上に、努力家であること
(p.132)